4K HDRとは?

4K HDR

HDと比較して4倍の解像度を持ち、従来よりも明るく表現できる4K HDRとは?

人間が高画質と感じる要素としては、次の5つの要素を挙げることができます。

  • 「解像度(画素数)」
  • 「ビット深度(明るさや色の滑らかなグラデーション)」
  • 「フレームレート(動きの滑らかさ)」
  • 「色域(色の鮮やかさ)」
  • 「輝度(明るさ)」

解像度(画素数)

今回導入した4K HDR中継車の解像度は、HD1920×1080、および4K3840×2160に対応しています。4Kは、HDと比較し4倍の解像度を持ち、より繊細な映像を表現する事が可能です。解像度が増すと立体感が増すとも言われており、より臨場感のある映像を制作することができます。また、広い画角の画作りでも人の表情や輪郭まで鮮明に表現する画作りが可能となります。

ビット深度(滑らかな色のグラデーション)

ビット深度は、これまでの8ビット処理(約1677万色)から10ビット処理(約10億7374万色)への対応を行っており、明るさや色合いのより自然に近いグラデーション(濃淡の変化)の再現が可能となっています。

フレームレート(動きの滑らかさ)

フレームレート(コマ数)は、コマ数が多いほど早い動きをより滑らかに表現する事が可能です。映画などでは、24pのフレームレートが採用されていることもあり、コンテンツによって適正レートを選択するということになります。中継車は、広くHD放送に採用されている60i(30枚/秒)及び4K放送で採用されている60p(60枚/秒)に対応しております。

色域(色の鮮やかさ)

色域(色の表現範囲)は、下図のカラースペースの通り、現行のHD放送で用いられていた規格ITU Rec.709(BT.709)から4K/8K放送規格ITU Rec.2020(BT.2020)まで対応しており、表現できる色の範囲が大きく広がっています。

カラースペ-ス図(Color Space Diagram)

輝度(明るさ)

輝度とは、明るさの表現範囲のことで、従来のHD放送に使用されているSDR(Standard Dynamic Range)に比べ、HDR(High Dynamic Range)はより広い範囲の明るさの表現を可能とする技術です。下図の通り、SDRに比べHDRの方が空の雲の表現がより細やかに表現することが出来ており、白飛びや黒潰れを起こすことなく、明るい部分から暗い部分までより広い諧調を表現することが可能です。

SDR
※イメージ
HDR